奉納のぼり

のぼりを知る

祭礼の日に、神社の参道に並ぶのぼりは、商売繁盛、五穀豊穣などの願いを込められた「奉納のぼり」と呼ばれるものです。

奉納のぼり

神社の参道に並ぶのぼりは、「神迎え」として、その神社の祭日に、大きく神社の名を記して掲げれられます。

この神社に立てられるのぼりは、商売繁盛、五穀豊穣などの願いを込めて、信者より寄進されているものです。

このため「奉納のぼり」と呼ばれるこの神社ののぼりは、引き染めと呼ばれる工法で、地厚の白木綿地に黒染料で染めあげられています。

一般的な奉納のぼりは、上部に二引きと呼ばれる天界と俗世の境目を表す横二本線、もしくは注連縄や御幣の飾り文様があしらわれ、その下に大きな黒文字で神社名が染められます。

神社名の左右には、奉納された日付と寄進をされた方の名前が入れられることが多いようです。

奉納のぼりは、相撲のぼりとは違い、一度作られたら、祭礼の度に繰り返し使用されます。

古くなって破れたり、文字が薄くなったりした場合でも、補修に出されるなど、大切に扱われているようです。

このため、のぼりは耐久性を高めるための工夫が施され、しっかりとした仕立てに作られています。

古くなって使用に耐えられなくなった場合でも、新しいのぼりを新調するには、「復元」として、元の様式を忠実に守って作られます。

神への感謝や祈願が込められた神社ののぼりは、人々の信仰心の現れであるとも言えるでしょう。

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